第4回のフォローアップ研修会は、令和8年2月27日に久留米市の久留米シティプラザにて開催しました。久留米大学医学部看護学科の加藤陽子准教授と永田真理子講師を迎え、現代の子育てに必要な知識と祖父母としての関わり方を学びました。育児グッズの進化や夫婦で育てる今の流れ、「孤育て」を防ぐ支え合いの大切さが紹介され、皆さん真剣に耳を傾けていました。妊婦体験では、約6キロの重りをつけて歩き、妊娠中は反り姿勢になりやすく足元が見えづらいことなどを実感。「想像以上に大変だった。」「外出時の不安が分かった。」といった声が聞かれました。“祖父母と孫のあるあるカルタ”では共感のエピソードに笑いが広がり、会場は終始あたたかな空気に包まれました。研修では、「祖父母力」として、教えるよりもそっと“包み込む力”を大切にする姿勢が紹介されました。慌てず、否定せず、すぐに答えを急がない余裕が親世代の安心につながること、そして自分の体と暮らしを大切に、無理のない範囲で関わることが長い信頼を育むということも伝えられました。参加者からは「関わり方を見直すきっかけになった。」「孫と地域の子どもにも生かせる学びだった。」などの声が寄せられ、祖父母ならではの知恵と温かさが広がる時間となりました。

「6kgの命の重みを体感!“妊婦さん気分”にみんな笑顔です。」

「笑顔で“あるある~”と叫びつつ、カルタは真剣モードです。」
第3回のフォローアップ研修会は、令和8年2月24日に福岡市のふくふくプラザにて開催しました。
特定非営利活動法人食育推進ネットワーク福岡理事長の雪田千春先生を講師にお迎えし、先生が取り組む「子ども食堂」や「ふくおかこどもおにぎり塾」での実践から、食を通した子ども支援の大切さを学びました。研修では、誰とどんな食事をするかが子どもの心の成長に深く影響すること、そして地域の中に温かな食卓を提供する場があることが、子どもたちの安心と生きる力につながることが紹介されました。子ども食堂には、食べても「おいしい」と感じにくい子どもがいる現状も語られ、参加者からは驚きの声があがりました。一方で、仲間や大人と関わりながら自分でおにぎりを握ったり、具だくさんのみそ汁で苦手な野菜に挑戦できたりと、子どもたちの小さな変化が積み重なることで、生きる力が育まれる様子も共有されました。参加者からは「食事が体を作り未来を拓くという言葉が心に残った。」「地域で子どもを見守る必要性を感じた。」「食べることを好きになってもらえるよう寄り添いたい。」などの感想が寄せられました。今回の研修は、食育を通して親も子も温かい食事の時間を過ごせる社会の大切さを改めて見つめ直す機会となりました。

「子ども食堂の現状について、真剣な眼差しで聞いてます。」

「“やってみたいこと”を話し合い、できる支援を共有中。」
第2回のフォローアップ研修会は、令和8年2月10日に北九州市のコムシティにて開催しました。特定非営利活動法人福岡市レクリエーション協会常務理事の原田弘美先生をお迎えし、「あそびのチカラ」をテーマに、子どもとの関わり方について学びました。前半の講義では、遊びとは「今を夢中で楽しむこと」であり、その体験が心の成長や社会性、想像力など、未来を生きる力につながることを分かりやすくお話しいただきました。また、挑戦する力や感情を調整する力など、遊びの中にある育ちの要素についても理解が深まりました。さらに、子どもの自己肯定感を育むためには教えすぎず見守り、結果より過程に寄り添い気持ちを受け止める関わりが大切であることを再認識しました。後半の実技では「正しくタッチ」や「手裏剣ゲーム」などシンプルなのに思わず夢中になる遊びを次々と体験。会場には笑顔があふれ「こんな遊びがあるんだね。」「子どもたちと一緒に試したい。」といった声が聞かれました。また、身近な材料を使った「カップでボール」や「プロペラ飛ばし」では、大人も子どもも一緒に楽しめる遊びの魅力を改めて実感。明日からの子どもとの関わりがさらに楽しみになる温かい学びの時間となりました。

「忍者修行!みんなで手裏剣よけの大特訓中!」

「どっちへ行く!?主役のカップに視線が全集中!」
第1回のフォローアップ研修会は、令和8年2月5日に飯塚市の立岩交流センターにて開催しました。日本折紙協会認定講師でおりがみアーティストの宮本眞理子先生をお迎えし、子どもの成長に合わせたおりがみ遊びについて、実演を交えながら楽しく学ぶ時間となりました。
研修ではまず、子どもたちとおりがみを楽しむ際の「声かけ」の大切さについて教えていただきました。三角を折ったときに「これ、何に見える?」と問いかけて発想を広げたり、お花を折ったあと「逆さまにすると猫にも見えるね」と視点を変えたりすることで、子どもたちの豊かな想像力を自然と引き出せることを学びました。
また、参加者全員で「くるくるちょう」作りにも挑戦。完成した折り紙を上から落としてくるくる回る様子に歓声が上がったり、そっと背中を押さえてパタパタと羽ばたく動きを楽しんだりと、ひとつの作品で何通りもの遊び方があることに皆さん驚いていました。
実習が進むにつれ、「わあ、こんな遊び方もあるんだ!」「もっといろいろな遊び方が知りたい!」といった声が自然と広がり、会場は笑顔と温かい空気に包まれていました。
今回の研修会が、子どもたちと関わる中で、想像する力を育み、遊びを通して心が通い合うひとときをさらに広げるきっかけとなればと思います。
「くるくるちょうが、ふわっと空中を舞いながら着地♪」
「童心にかえって、フーッと一息。風船完成!」
第4回の北九州会場は八幡西生涯学習総合センター(コムシティ)にて1月7日から1月27日のうちの7日間で開催し、23名の方が参加されました。
写真は「親のことを知る」「子育て支援の実際」での様子です。この日は、子育て支援の場でよく見られる、幼い子ども同士のおもちゃの取り合いを題材に保護者それぞれの立場や背景を想像しながら意見を交わしました。
参加者の皆さんから、「このお母さんは本当はこう感じていたのでは?」「こんな思いが隠れていたのかもしれない」といった多様な視点での意見や質問が寄せられ、そこからさらに新しい気づきが生まれました。
特に冷え込みが厳しい一日でしたが、受講者の皆さんの熱意のおかげで、会場は終始あたたかな雰囲気に包まれていました。意見発表が進むたびに、共感のうなずきや笑い声がこぼれ、会場には活気と楽しい一体感が生まれていたように感じました。

「現役ママ講師が伝える、子育てのいま」

「意見と笑い声が広がるにぎやかな時間」
第3回目は久留米シティプラザにて12月4日~12月23日のうち7日間開催しました。
寒暖差が一段と厳しい季節にもかかわらず、19名の受講者の皆さんは最終日まで元気いっぱいに参加してくださいました。
「子どものことを知る」では、乳幼児期の心とからだの発達、基本的生活習慣(食事・排泄・清潔・睡眠・衣服)、そして健康な生活リズムについて、最新の科学的知見を交えながら学びました。特にヒトの赤ちゃんは生理的早産で生まれるため、大人のきめ細やかな関わりが必要という話や、「三つ子の魂百まで」に象徴される乳幼児期の発達段階において、どのような環境や人との関わりが重要になるとかという内容には、皆さん深くうなずいていました。
さらに、基本的生活習慣の「清潔」については、赤ちゃん人形を使った沐浴の実技演習も実施しました。時代とともに変化する沐浴用品に驚く声もあり、ビニール製ベビーバスを初めて見る方も多かったようです。
「昔やったことがあるけれど忘れていた。」「今のやり方は安全面で工夫されている。」といった声が聞かれ、実際に手を動かすことで自信を取り戻した方も多かったようです。
今回の研修を通じて、子どもの健やかな成長を支えるために子育てマイスターとしてできることを改めて確認する機会となりました。

「知識のアップデート中!! #マイスターへの道」

「昔の記憶がよみがえる瞬間!! #懐かしい」
令和7年度第2回目は、飯塚市の立岩交流センターにて、11月4日~11月27日のうち7日間開催し、12名の方が受講されました。
飯塚会場では様々な地域からご参加いただきました。「今どきの子育てを知りたい。」「子どもとの接し方を学びたい。」など、前向きな方ばかりで熱心にメモも取られる姿もありました。また研修会も終盤になると、連絡先を交換するなど明るい雰囲気の研修となりました。
写真は、立川結宥子先生による「子どもと遊び」についての講座の一コマです。伝承遊びの一つ「わらべ歌」では、どの歌も一度は耳にしたことがあり、自分たちが遊んだことを思い出しながら、「懐かしい。」「思ったより難しいね。」と先生の手の動きの真似をし、「間違えてもまたそれも遊び!」と皆さんが笑顔になって取り組む姿が印象的でした。
他にも絵本の読み聞かせでは、絵本の選び方から本の持ち方まで実践的な内容が盛りだくさんでした。「さっそく孫に読み聞かせをしてみます。」と熱意溢れる声も聞かれ良い学びの時間となりました。
子どもにとっての遊びの大切さや遊びを通しての子どもとの関わり方など、
昔ながらの伝承遊びを通して子どもたちへ伝えていってほしいものです。

「アルプス一万尺~♪歌に合わせた手の動きに真剣です」

「グループに分かれて読み聞かせ。読み手も聞き手も緊張!」
ふくおか子育てマイスター認定研修会を今年度は春日市、飯塚市、久留米市、北九州市の4会場で開催します。
第1回の春日会場は、10月1日~10月27日のうちの7日間をクローバープラザで実施し、63名の方が参加されました。
研修会当初は10月とは思えない暑さの中、受講者の皆さんが、それ以上の熱意をもって真摯に学ばれる姿がとても印象的でした。
写真は「子育ての学校」トリフォリの高澤信也先生を講師にお迎えし、「子育て支援者のためのコミュニケーション」をテーマにした講義の様子です。
コミュニケーションのズレがなぜ起こるのか、どう対処すればよいのかを、豊富な事例を交えながら分かりやすく話していただきました。
また、「自分を知ろう」というワークでは、同じ特性を持つ人同士がグループになり、ディスカッションを実施しました。どのグループも特性に応じた特徴がよく表れていて、「共感できる仲間がいるって心強い。」「自分を客観的に見られて新鮮だった。」といった感想もあり、笑顔と気づきにあふれる時間となりました。今回の研修を通じて、参加者の皆さんがコミュニケーションの大切さを再認識し、より良い関わりを実践するためのヒントを得られたことと思います。

「“わかってるつもり”がズレの始まり?ズレの正体に納得の連続!」

「“あるある!”が飛び交うディスカッション。仲間との対話で新しい発見」
第4回のフォローアップ研修会は、令和7年1月29日に久留米市の久留米シティプラザにて開催しました。
今、子どもの食を取り巻く環境は大きく変化しています。
食育については多くの子育てマイスターが関心を持っているテーマでもあり、今回は、日本成人病予防協会専任講師で健康管理士上級指導員の榎本美江先生を講師に迎え、子どもの食事で大切なことや食育の重要性について話をしていただきました。
食事の目的は生きることの手段であり、「食意識」(食べることへの興味と感心)を育てることが大切であること、そのための知識が有るか無いかで子どもの成長に大きく関わってくることなど、周囲の大人が担う役割が大きいことを学びました。「具体例が多くわかりやすかった。まずは家族や孫の食生活を見直したい。」「家族と一緒に食卓を囲み、同じものを食べることを大切にしたい。」などの声が聞かれました。一番大事な食事の基本は「楽しい」ということ、家族で楽しく食べる食事が食育の基本であり、生きることの基本となることを改めて考えさせられる時間になりました。

「食育についてみなさん興味津々です」

「先生の話に真剣に耳を傾けています」
第3回のフォローアップ研修会は、令和7年1月24日に北九州市の八幡西生涯学習総合センター折尾分館にて開催しました。
講師に福岡コダーイ芸術教育研究所の池末眞弓先生と村山文子先生をお迎えし、道具がなくてもできるわらべうた遊びを体験しながら教えていただきました。まずは子どもたちが大好きな「こちょこちょ遊び」を大人役と子ども役になってやってみました。歌いながら大人役がこちょこちょすると、子ども役はくすぐったそうに身をよじり自然と笑顔になっていました。他にも動物に変身する遊びでは「動物になりきらないと楽しくないよ。」という先生からのアドバイスに、皆さん子どもに戻って体を思いきり使って表現していました。また、「わらべうたは歌いながら肩や腕、背中など優しくなでると子どもたちとのスキンシップになるので、身近な子どもたちにぜひやってあげてほしい」と話されていました。参加者からは「わらべうたは人の心を温かくしてくれる。大人から子どもまでみんなに伝えたい。」「わらべうたを歌うと優しい気持ちになれた。初めて聞く歌ばかりで勉強になった。」と皆さん学びと共に温かい気持ちで受講することができたようです。

「道具を使えば違った遊び方もできます」

「わらべうたと優しいふれあいに笑顔があふれます」