活動報告
第1回のフォローアップ研修会は、令和5年1月17日に春日市のクローバープラザにて開催しました。佐賀女子短期大学名誉教授の白根恵子先生を講師にお迎えし、子どもにとって1冊の本との出会いがもたらす影響や、読書を通して心のどの部分が育っていくのか、また、なぜ絵本を読んであげることが大切なのかなどを、様々な実例や体験を交えて話していただきました。その中で、子どもが本を読まない理由や読めない理由を考え、本嫌いにさせないためのポイントも具体的に学びました。読み聞かせをすることで、読み手と聞き手が同じ世界や時間、場所も共有できること、また身近な人たちに、温かい肉声で肌の温もりを感じながら読んでもらうことが、子どもの心の育ちに何よりも重要な影響を与えると実感しました。
参加した方からは、「体験談を聞いて絵本の持つチカラを実感し、感銘を受けた。」「改めて読み聞かせの大切さに気付くことができた。」「孫にたくさんの絵本を読んであげようと思った。」などの声が聞かれ、皆さんの心を動かす場となりました。
「絵本の形にも意味がある」
「先生の素話に引き込まれています」